紙粘土の色付けアクリルと水彩どっちがいい?失敗しにくいコツとおすすめの道具まとめ

子ども

紙粘土で作った作品に
色をつけてみたい
でもアクリル絵の具と
水彩絵の具、どっちがいいのかな?

そんなふうに迷ったことがある方へ。
この記事ではそれぞれの特徴と
やさしい使い方のポイントをご紹介します。

💡 はじめに
しっかり色づけたいときはアクリル絵の具、
ふんわりした雰囲気にしたいときは水彩絵の具が人気です。

どちらも身近に手に入るものなので、
まずは気軽に試してみるのがおすすめです。

 

紙粘土の色づけ、2つの方法

紙粘土に色をつけるには
大きく分けて2つの方法があります。

🖌 色のつけ方
・乾かしたあとで、表面に色を塗る
・絵の具を粘土に混ぜて、最初から色をつける

どちらもアクリル絵の具・水彩絵の具
どちらでも使えます。

また、マーカーや色鉛筆、クレヨンなども
仕上げに使われることがあります。

 

■ 表面に色を塗る方法

まずは粘土で形を作ってから
よく乾かして
その上に色をつける方法です。

あとから模様を描いたり、
はっきりした色を出したいときに
ぴったりです。

 

■ 絵の具を混ぜて使う方法

紙粘土に絵の具を少しずつ混ぜて

カラー粘土
を作る方法もあります。

混ぜる絵の具の量を変えることで、
色の濃さを自分で調整できます。

マーブル模様にしてみたり、
いろんな色を混ぜてみたりするのも
楽しいですよ。

 

アクリル絵の具の特徴

アクリル絵の具は、

はっきりした色合いを出したいとき
によく使われます。

🎨 ポイント
・しっかりとした発色になる
・乾くと色がにじみにくい
・上から色を重ねやすい

紙粘土は少し水分を吸いやすいため、
アクリル絵の具はよくなじみます。

塗ったあとにツヤが出たり、
色をぴたっとのせたい
というときにぴったりです。

 

■ 注意しておきたいこと

乾いたあとのやり直しは少し難しいので、

少しずつ塗って確認しながら進める
のがおすすめです。

また、絵の具が乾くと道具につきやすいので、
使った筆などは早めに水で洗うと安心です。

 

水彩絵の具の特徴

水彩絵の具は、
やわらかい雰囲気を出したいときにおすすめです。

🎨 ポイント
・やさしい色合いに仕上がる
・水で色の濃さを調整しやすい
・ぼかしやグラデーションも楽しい

特にパステルカラーや、
ほんのり淡い色合いを楽しみたいときに
よく使われています。

仕上がりが自然な感じになるので、
子ども作品にもぴったりです。

 

■ 気をつけるとよい点

水彩は水の量で色が変わるので、

一度にたくさん塗らず、少しずつ
試してみるときれいに仕上がります。

また、表面がぬれてしまうと
絵の具がうすくなることもあるので、
できあがった作品は
そっと扱うようにすると安心です。

どっちを使う?迷ったときの選び方

アクリル絵の具と水彩絵の具、
どちらを使うかは
作りたい雰囲気
作品の使い方で選ぶとスムーズです。

やさしい使い分けの目安
・しっかり色を出したい → アクリル
・にじみやグラデを楽しみたい → 水彩
・色が長持ちしてほしい → アクリル
・やさしい雰囲気にしたい → 水彩

子ども工作や、ほんわかした
作品にしたいときは水彩を。
長く飾ったり、細かい絵を描きたいときは
アクリルが向いています。

 

きれいに仕上げるためのひと工夫

色づけをするときに、

ちょっと意識するといいこと
をまとめました。

💡 アクリル絵の具の場合
・しっかり乾かした紙粘土に塗る
・薄く塗って、重ねていくとムラが出にくい
・乾く前に筆を洗っておく
💡 水彩絵の具の場合
・水の量で色の濃さを調整
・少しずつ重ねるとやわらかい表現に
・乾いたらあまりこすらない

どちらもゆっくり楽しみながら
塗っていくのがポイントです。

色を混ぜて粘土を作るときは、
手袋を使うと、
手につきにくくて便利です。

 

絵の具以外にも使えるもの

実は、色をつける方法は
絵の具だけではありません。

こんな道具もおすすめ
・マーカーで模様を描く
・色鉛筆やクレヨンで表面をなぞる
・クレパスを削って粘土に混ぜる

紙粘土は工夫しだいで、
いろんな表現ができる素材です。

おうちにある文房具でも、
充分にかわいく仕上がりますよ。

 

長く楽しむためのちょっとした仕上げ

できあがった作品は、
そのままでももちろんOKですが、
仕上げにひと工夫すると
よりきれいに楽しめます。

💡 仕上げにおすすめ
・水性のニスを塗ると、表面がつやっと整う
・汚れがつきにくくなって、飾っておきやすい
・子ども作品にもぴったりの水性ニスが市販されている

また、「きまるねんど」など
色づけに向いた紙粘土を選ぶのも
作りやすさのポイントです。

 

まとめ

アクリル絵の具も水彩絵の具も、
紙粘土の色づけに使えます

パキッとした色を出したいならアクリル、
ふんわり優しい雰囲気にしたいなら水彩
そんなふうにイメージから選んでみるのもおすすめです。

子どもと一緒に塗ったり、
大人がじっくり作ったり。
紙粘土は、自由に楽しめる工作素材です。

いろんな色づけの工夫を取り入れて、

自分だけの素敵な作品づくり
を楽しんでみてくださいね。

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