カーキ色って、なんとなく好き。
でも絵の具やネイルで
「これ!」という色に出会えない…
そんな経験はありませんか?
カーキ色は、服や雑貨、
手作り作品にも使いやすく、
落ち着きのある色味が魅力です。
この記事では、
カーキ色を自分で作る方法を
基本からわかりやすくご紹介します。
・カーキ色を手作りしたい
・混ぜる配合がよくわからない
・自分の好みの色に近づけたい
カーキ色ってどんな色?
カーキ色とは、
くすんだ緑や黄みがかった茶色など、
ちょっとあいまいな色合いです。
人によってイメージが少しずつ違い、
「緑っぽいカーキ」もあれば、
「ベージュに近いカーキ」もあります。
ファッションでは、
ミリタリーカラーとして定番で、
ナチュラル系・アウトドア系の
アイテムとも相性抜群です。
インテリアでも、
白やベージュとの組み合わせで
落ち着いた空間に仕上がります。
どうして自分で作るの?
市販の絵の具セットや
ジェルネイルカラーには、
理想のカーキ色がないことも多いです。
そんなときは、
自分で基本の色を混ぜて、
カーキ色に近づけていくのがコツ。
混ぜる分量をちょっと変えるだけで、
ぐっと雰囲気が変わるのが楽しいところ。
次にご紹介するのは、
誰でもできるシンプルな作り方です。
カーキ色の基本の作り方
■ 三原色を使う方法
絵の具なら、
青・黄・赤を使う方法が定番です。
おすすめの比率は
青1:黄2:赤1。
まずは黄色に少しずつ青を混ぜて
黄緑っぽい色にします。
そこに赤をほんの少し加えると、
深みのあるカーキ色になります。
赤を入れすぎると
茶色っぽくなりやすいので、
少しずつ加えて調整しましょう。
混ぜ方を変えると、
緑寄り・ベージュ寄りと
好みのカーキに近づけられます。
■ 緑+茶で作る方法
もっと手軽に作りたいなら、
緑と茶色を混ぜるだけでもOK。
配合は緑1:茶1が基本ですが、
どちらかを少し多めにすると
色の印象が変わります。
緑を多め→少しカジュアルな印象
茶を多め→やさしく落ち着いた印象
アクリルや水彩絵の具では、
この方法が扱いやすく、
初心者にもおすすめです。
水の量を変えると、
透け感や明るさも調整できます。
■ 黄色+黒で作る方法
ジェルネイルやアクリル絵の具では、
黄色に少しずつ黒を加える方法も人気です。
おすすめの配合は、
黄色10:黒1くらい。
黒を入れすぎると暗くなりすぎるので、
ちょっとずつ加えて調整しましょう。
黄色が多いとオリーブ風、
黒が多いと大人っぽいカーキに仕上がります。
どの方法がいいの?
目的や材料によって、
使いやすい方法を選ぶのがベストです。
・絵の具なら三原色 or 緑+茶
・ジェルネイルなら黄色+黒
・「ちょっとくすんだ感じ」を出したいときは、
茶色を少し足すと◎
絵の具や色鉛筆で応用したいとき
カーキ色は混ぜ方ひとつで、
作品の雰囲気を変えられるのが楽しいポイントです。
■ 絵の具での調整テクニック
絵の具を使うときは、
色を一気に混ぜすぎないのがコツです。
少しずつ足していくことで、
思った色味に近づけやすくなります。
・少しずつ混ぜる
・乾くと色が濃く見えることがある
・下に白を塗ってから色を重ねてもきれい
■ 色鉛筆でカーキ色を出したいとき
色鉛筆なら、
緑や茶色、グレーを重ねて
カーキっぽさを出すのがおすすめ。
柔らかめの筆圧で
何層か重ねると、自然な色合いに近づきます。
少し明るくしたいときは白、
深みを出したいときは黒を使って
調整してみてください。
布を染めるときのカーキ色
Tシャツや布バッグなどを染めるときも、
カーキ色は人気の色味です。
家庭用の染料を使う場合、
「オリーブ系」と「ブラウン系」を
3:2くらいの割合で混ぜると
カーキ色に近づきやすいです。
・薄めに染めると
やさしいカーキに
・濃いめにすると
落ち着いた印象に
布の素材によって発色が変わるので、
小さくテストしてから染めると安心です。
きれいに仕上げるポイント
カーキ色を作るときに、
気をつけたいポイントもいくつかあります。
・乾くと少し色が濃くなる
・混ぜすぎると色がにごる
・素材によって仕上がりが変わる
もし「思った色じゃないな」と感じたら、
ほんの少し原色を加えてみると
グッと印象が変わることもあります。
カーキ色を楽しむヒント
カーキ色って、
緑でもなく茶でもない、
ちょっと不思議で使いやすい色。
ナチュラルな雰囲気があって、
落ち着きややわらかさを
演出するのにぴったりです。
雑貨作りやアクセサリー、
手帳の文字色にもぴったり。
・レジンやネイルに混ぜて落ち着きカラーに
・麻素材やウッド素材と合わせて自然風に
・ベージュや白と合わせてインテリア風にも
混ぜてみるたびに、
ちがった表情が出るのもカーキ色の魅力。
どこまでがカーキなのか、
正解がないからこそ、
自分の好みを見つける楽しさがあります。
まとめ
カーキ色は、いろんな色の組み合わせで
自分の理想に近づけることができます。
・青+黄+赤で作る
・緑+茶で作る
・黄色+黒で作る
混ぜ方によって
ミリタリー風にも、やさしい雰囲気にもなり、
場面に合わせて使い分けられるのが魅力です。
作品づくりの中で、
「これだ!」と思えるカーキ色に
出会えるとうれしいですよね。
ぜひあなただけの色味を見つけて、
ものづくりの時間を楽しんでみてください。