オキシクリーンって、
プラスチックの食器にも
使えるの?
茶渋やにおいが
なかなか落ちない保存容器。
そんなときに便利と
話題になるのが
酸素系クリーナーの
オキシクリーンです。
でも、プラスチックは
素材がいろいろ。
長く浸けたら曇らない?
と心配になりますよね。
ポリプロピレンなど
多くのプラスチックは
短時間なら安心して使えます。まずは20分から
試してみましょう。
オキシクリーンってどんな洗剤?
主な成分は
過炭酸ナトリウム。
お湯に溶けると
ぷくぷく酸素が出て、
汚れをゆるめます。
塩素が入っていないので
ツンとしたにおいが少なく、
キッチンでも扱いやすい
と言われています。
プラスチックに使える?
結論から言うと、
多くの食器で使用OK。
特に
コーヒーのしみ
カレーの着色
ふたについたにおい
などのケアで
頼りにされています。
ただし、次の素材は
長時間の浸け置きに注意と
メーカーも案内しています。
■ ポリカーボネート
■ アクリル樹脂
■ 透明度が高い
ハードタイプ
表面が曇ったり、
細かい線が入ることが
まれにあるため、
短時間で様子見が
おすすめです。
つけ置き時間のめやす
家事の合間に
さっと浸けたいなら20分ほど。
しみやにおいが気になる日は
30〜60分を上限に
調整してみてください。
■ うっすら着色 … 20分
■ しっかり着色 … 40分
■ 強いにおい … 60分
60分以上は避けると
スッキリ洗い上げやすく、
素材も守りやすいです。
浸け置きに必要なもの
■ オキシクリーン
■ 40〜60℃のお湯
(4リットル目安)
■ 洗い桶や袋
■ ゴム手袋
■ 混ぜるための
プラスチック棒
準備をととのえたら、
次のパートで
やさしい手順を
ご紹介します。
つけ置きのやり方
■ 溶液をつくる
お湯4リットルに対して、
付属スプーン1杯の
オキシクリーンを入れます。
しっかり混ぜて、
粉が残らないように
なじませてください。
泡立て器など
金属以外の道具が安心です。
■ 食器をつける
プラスチックの食器が
全体しっかり浸かるように、
溶液の中へ入れましょう。
空気がたまって
ぷかぷか浮いてくるときは、
押さえながら静かに浸けて。
ふたつきの保存容器は、
ふたと本体を分けて
入れるとより安心です。
このまま20〜60分ほど
置いておきます。
■ すすぎと乾かし方
つけ置きが終わったら、
水でしっかりすすぐ
のが大切です。
においが残っていないか、
ぬめりがないかを
指で軽く確認しましょう。
そのあとは、
やわらかい布で水気をとり、
風通しのよい場所で乾かします。
完全に乾いてから
しまうと、よりすっきり。
使うときのちょっとした注意
■ 手袋を使おう
オキシクリーンは
弱アルカリ性なので、
長く触れると
手がカサつくことも。
ゴム手袋を用意しておくと
安心です。
■ 換気を忘れずに
酸素が出るタイプの洗剤なので、
作業中は窓を少し開けておくと
においがこもりにくくなります。
■ 他の洗剤と混ぜない
塩素系の洗剤と一緒に使うと、
においが混ざって
不安になることがあります。
オキシクリーンだけで使う
ようにしましょう。
ちょっとしたコツ
■ 定期的に使う
においが気になりはじめた頃や、
カレーや魚など
においがつきやすい料理のあとに、
お手入れするのがすすめやすいです。
■ 食器以外にも応用OK
プラスチックの
まな板・レンジカバー・キッチン道具などにも
同じ方法が使えます。
ただし、素材によっては
浸けすぎに気をつけて、
短めから様子をみながらが基本です。
まとめ
オキシクリーンは、
プラスチック食器にも使いやすく、
におい・色移りのケアに
役立つアイテムです。
基本の使い方は、
40〜60℃のお湯×20〜60分。
プラスチックの種類によっては、
短めにつけて様子を見るのが安心です。
使うときは
手袋・換気・すすぎを忘れずに、
におい残りがないように
しっかり洗ってくださいね。
おうちのプラスチック製品を
気持ちよく使うために、
やさしいケアを
取り入れてみませんか?