雨の日の部屋干しは
湿度60%が分かれ目。
外が高湿なら窓は閉めて
除湿+送風を組み合わせます。
外が60%以下で風がある日は
窓を少し開けて空気の通り道を作ると
ぐっと乾きやすくなります。
湿度計を使って
「室内50%前後」を
目指すのがコツです。
なぜ雨の日は乾きにくい?
雨天は外も室内も
水分を多く含む空気が
滞りがちです。
空気中に
水分がたっぷりあると
洗濯物の水分が
移動しにくくなり、
乾燥時間が伸びます。
衣類の乾燥速度は約半分■ 空気が動かないと
表面温度も下がり
水分が抜けにくい
結果としてニオイ菌も増え、
生乾き臭の原因につながります。
ステップ1 外の湿度をチェック
まずは天気アプリや室外用湿度計で
外気の湿度を確認します。
■ 60%未満 …
窓を少し開けて
風の通り道を作る
■ 60〜80% …
短時間の換気+除湿機で
湿度を下げながら干す
■ 80%以上 …
窓は閉めて
除湿機やエアコンの
ドライ運転を活用
スマホのウィジェットで
外湿度を常時表示すると
判断がスムーズです。
ステップ2 風を通すコツ
窓が2か所ある部屋なら、
対角線上に10センチほど開けます。
空気が一直線に流れ、
湿った空気が外へ抜けやすくなります。
窓が1つだけなら窓を少し開け、
反対側のドアを開けて風の出口を作りましょう。
補助ロックで
10センチ固定しておくと
防犯面も安心です。
雨が吹き込まない
角度を保ちながら、
室内サーキュレーターで
風をプラスすると
乾きがさらに早くなります。
ステップ3 ニオイ菌をブロック
部屋干しで気になるのが、
あの独特なニオイ。
原因は、
湿度が高くて空気が動かない中で
増えてしまう細菌たちです。
■ 洗濯直後すぐ干す
■ 洗剤は抗菌タイプを使用
■ 厚手の衣類は裏返し+間隔広めに
部屋干し専用の洗剤や
柔軟剤を使うことで、
においの発生をぐっと抑える
ことができます。
おすすめの家電と便利グッズ
洗濯物の乾きをサポートする
家電とアイテムも
どんどん進化しています。
■ 除湿機+扇風機→省エネで安定感あり
■ エアコンのドライ→設定50〜60%が◎
■ 浴室乾燥機→窓とドアは閉めて使用
その他にも、
省スペースで干せる
室内用ワイヤーや
エアコンハンガーなど、
賢く使えるアイテムがたくさん。
空間に合ったグッズを
取り入れることで、
部屋干しがもっと快適になります。
部屋干しの場所、どこが良い?
干す場所選びも
乾きやすさのポイントです。
人がよく通る場所や、
風が動く空間が理想的。
■ リビングの一角(人の動きで空気が流れる)
■ 廊下の突き当たり(風が抜けやすい)
■ 窓際(風+日差しが期待できる)
布団やカーペットの近くは避けて、
湿気がこもらない場所を
選ぶのがポイントです。
よくある質問
Q. 雨の日に窓を開けると乾かない?
A. 外の湿度が高ければ、
空気がこもりやすくなります。
風が強く、外気が乾いている日は
短時間の換気で風の流れを作るのも◎です。
Q. どのくらい窓を開ければいい?
A. 雨の吹き込みがない範囲で、
10〜20センチが目安。
防犯が気になる場合は
ストッパーや補助ロックを使いましょう。
Q. どうしても乾かないときは?
A. 無理せず、
コインランドリーの活用も手段の一つ。
高温の乾燥で
においも予防できます。
まとめ
雨の日の部屋干しを成功させるには、
「湿度」「空気の流れ」「菌対策」
この3つを意識することが大切です。
天気やお部屋の環境に合わせて
窓を開ける or 閉めるを判断し、
家電や便利グッズも取り入れながら
快適な「お洗濯日和」をつくっていきましょう。
雨の日でも、
におい知らずで気持ちよく!
おうち時間がもっと軽やかになりますように。